豚コラーゲンってなに?

コラーゲンサプリメントの原材料は、生物によりいくつかの種類があります。

その由来を見ていきましょう。 そのなかでも

  • ◎魚由来のもの
  • ◎豚由来のもの
  • ◎牛由来のもの

この3つが代表的なものです。


このほかでも、すっぽんのエキスを抽出したものやヒト型(実は豚が一番近いので豚なことが多いですが人工的にオリジナリティをもって調合しているものもあります)コラーゲンなどもあります。サプリメントに使用される原材料としては、魚と豚由来のものが多いようです。


魚由来のものはフィッシュコラーゲンやマリンコラーゲンと呼ばれています。魚の鱗や骨から抽出されており、鱗よりも骨から抽出したもののほうが成分の分子そのままとして抽出できるため、効果が出やすいといわれています。
魚由来のものは脂肪が少なく、成分的にも吸収が良いとされていますが、魚独特の匂いがある場合も・・これが苦手という人にはちょっと飲みにくいかもしれません。
豚由来のものは豚の皮や脚などから抽出されるようです。豚は人間に一番近いアミノ酸組成なので、人にとって、もっともなじみやすい成分ともいわれています。

以前は豚よりも牛の骨髄などからとる成分のほうがメインでしたが、過去の狂牛病などから牛の抽出が控えられて、美容成分に関係するコラーゲンやプラセンタなども豚に変わって抽出されるようになったようです。
ただし、豚も豚インフルエンザなどいろいろな流行り病があるのでその時に安全なものから抽出するパターンになるようですね。
最近では豚の抽出成分が不足しだしているので、高額になるため、魚を原料にすることも増えています。
豚を使ったサプリメントは、貴重な高級サプリメントになってきていますね。

豚コラーゲン原料のサプリ、メリットとデメリットは?

豚由来のデメリットはちょっとお値段が高くなることや、希少性のため流通量が少なめということでしょうか。あとは気になる方に関しては魚ほど無いといわれている豚特有のにおいでしょうか。
しかし、最近では対策や工夫と研究を重ねているので、豚でも魚でもストレートに「生臭い」においを感じるサプリメントはほとんどなくなってきています。
しかし、においに関する感じ方は人それぞれで個人差があります。
できるだけピュアで抽出したての豚コラーゲンのほうがにおいは少ないようです。
どちらがいいのでしょうか? 迷いますよね。
豚由来のものがいいのか、魚由来のものがいいのか・・・・・。

まず吸収率がいいのは、魚由来のサプリメントやドリンクです。
低温でも良く溶け、さっと体になじみます。反対に豚由来のコラーゲンは質が人間に近くていいですが、若干魚に比べて溶けにくいといわれています。しかしながら、それほど大きな数字の違いではないので、質で選ぶのであればメリットが高い豚由来のほうがいいでしょう。癖もなく飲みやすいというところも利点です。
豚由来が水で全く解けないことはありませんので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
次に豚由来のものの質ですが、Hypro(ヒドロキシプロリン)成分は豚皮由来の場合を見ていくと魚の2倍ほど含まれていることになります。

 

ヒドロキシプロリンは他のたんぱく質には含まれていないアミノ酸の一種です。重要な役割を果たしており、このヒドロキシプロリンがコラーゲンを増やすことができる要素を持っていることがわかったのです。
この含まれるアミノ酸の違いは豚由来と魚由来のメリットとして大きな違いと言えるでしょう。豚由来の方がお肌の分泌がよくなり、アンチエイジングやしわ、たるみ、美白などの効果改善が期待できるのはこのためですね。
デメリットはやはり、他の魚などの由来の成分よりお高い価格となってしまうことでしょう。

 

 

それぞれのコラーゲン原料由来の特徴まとめてみた

〇豚由来の原料を使ったサプリメント、ドリンク、ゼリー、粉末の特徴

① 豚の皮などの部位から原料成分は作り出されている。
② 哺乳類の中で、人間が持つアミノ酸組織に近いと定義づけられている。(ゆえに、私たち に有効な効果が期待できる。 )
③ 匂いに癖がない
④ヒドロキシプロリンというアミノ酸を含んでおり、これは私たちの体に有効である
⑤美肌効果も表れやすい。


〇魚由来の原料を使ったサプリメント、ドリンク、ゼリー、粉末の特徴

  1. ①魚由来のものは吸収されやすい、水に溶けやすい。
  2. ②魚の臭いが気になるものもある。
  3. ヒドロキシプロリン量が豚由来よりも量が含まれていない 牛由来の原料を使ったサプリメント、ドリンク、ゼリー、粉末の特徴過去の流通は多かったが近年は狂牛病などのため流通が減っている。牛の皮から抽出される。現在はアメリカ、日本では、医薬品、化粧品等への牛由来の成分の使用は禁止。


論文  部位の異なる豚コラ-ゲンの熱安定性の比較

http://ci.nii.ac.jp/naid/40000438406

  1. 学苑 (526), p71-81, 1983-10 

昭和女子大学近代文化研究所